
「自院ならではの強みが思いつかない」ときは、目立つ言葉を探す前に、実際の相談内容と対応を整理してみましょう。「誰の相談に対応するか」「どんな対応ができるか」「何で確かめられるか」の3つが手掛かりになります。
1.実際に受けている相談を整理する
受付や初回相談でよく聞かれることを、個人を特定しない形でまとめます。症状名だけでなく、来院前に何を心配していたか、利用するときにどんな条件を確認していたかにも目を向けます。
ただし、件数の記録がないのに「一番多い相談」「地域で最も選ばれる」などの表現へ置き換えないようにします。
2.自院で実際にできる対応を書き出す
施術だけでなく、説明、設備、予約の仕組み、担当体制なども候補になります。
例えば「相談しやすい」という特徴を伝えたいなら、どの場面で、誰が、何を説明するかを確認します。実態があれば「初回に相談内容を伺い、進め方を説明する」のように具体化できます。
書き出す項目:
- 利用者が気にしていること。
- 自院で行っている対応。
- 対応できる条件と、できない条件。
3.写真や具体的な運用で確かめられるかを見る
特徴を文章にしたら、それを説明できる写真やページ、実際の運用があるかを確認します。「個室」と書くなら実際の空間、「予約制」と書くなら予約方法や運用が一致している必要があります。
根拠を示す際の考え方は、選ばれる理由の伝え方も参考にしてください。
DeepXiの制作事例から考える
宇都宮女性ケア整体院の制作実績では、女性専門・女性治療家という特徴を打ち出したいという依頼背景を紹介しています。
このように、誰にどんな特徴を伝えるかを先に整理すると、見出しや写真を選ぶ基準になります。ここで紹介するのは設計の考え方であり、特定の表現だけが集客成果を生んだと断定するものではありません。
今日の作業
自院の特徴を3つ書き、その横に「誰に役立つか」「実際の対応」「確認できる情報」を添えます。空欄になる特徴は、表現を弱めるか、先に事実を確認しましょう。
整理した特徴を最初の画面へ載せる方法は、ファーストビューの作り方で扱います。
よくある質問
他院とまったく違う特徴が必要ですか?
必ずしも必要ありません。利用者が自分に合うかを判断できるよう、自院の実際の対応を具体的に伝えることが大切です。
開業直後で実績が少ない場合はどうしますか?
実績を作り足さず、現在の担当者、設備、説明方針、利用条件など、確認できる情報から紹介します。
